FX4クラウドの得意先別与信管理の方法

売掛金を取引先別に管理している場合に得意先別の売上債権回転日数が表示されます。
「得意先別与信管理」画面、及び操作方法

- 操作方法
- 当画面には、経営分析属性が「売掛金」である科目のうち、取引先別管理している科目が1科目以上ある場合に限り利用できます。残高管理されている取引先が表示されます。
- 売上債権回転日数を求める際の分母となる売上高の集計方法を、「期首から」「12 か月累計」から選択できます。
- 取引先別売上債権回転日数は以下の算式で計算しています(該当する売掛金科目が2科目の場合)。
(当該取引先の指定月の売掛金(経営分析属性が「売掛金」の科目)残高)
÷(
(「売掛金科目A」の当該取引先の期首(「売掛金科目A」の元帳管理開始日)から指定月までの借方発生額の合計
÷指定月の期首(「売掛金科目A」の元帳管理開始日)からの経過日数)
+(「売掛金科目B」の当該取引先の期首(「売掛金科目B」の元帳管理開始日)から指定月までの借方発生額の合計
÷指定月の期首(「売掛金科目B」の元帳管理開始日)からの経過日数)
)
※ 期中から元帳管理している場合を考慮し、借方発生額および経過日数を求める場合は、指定月の期首と元帳管理開始日のいずれか日付の新しい方から指定日までの借方発生額、経過日数で計算しています。
また、売掛金科目の元帳管理開始日が異なる場合があることを考慮し、売上高(借方発生額)を求める場合は、売掛金科目ごとに別々に計算した後に足し合わせています。
このため、3科目以上の場合は上記①の式(赤囲み)の後ろに当該科目の計算式が追加されます。
(例)売掛金科目A,Bに加えてCもある場合は、上記①の式の後ろに下記を追加します。
+(「売掛金科目C」の当該取引先の期首(「売掛金科目C」の元帳管理開始日)から指定月までの借方発生額の合計÷指定月の期首(「売掛金科目C」の元帳管理開始日)からの経過日数) - 全社の売掛金残高は、「受取手形」+「売掛金」+「不渡手形」-「貸倒引当金」(いずれも経営分析属性)として求めています。
- 各見出しをクリックすることで、表示順の並び替えができます。
- 問合せ年月を変更するには[F8 年月指定]ボタンをクリックします。当期の5期前の期首月以降の指定が可能です。
最後まで閲覧して頂きありがとうございます。
- この記事を書いた人
- 都心綜合会計事務所
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