FX4クラウドへの利用権限の登録方法

「業務範囲の設計」画面

メニューごとの利用権限を「業務範囲」として設計します。設計した内容を各ユーザIDへ割り当てることにより、利用できるメニューをユーザごとに設定できます。

また、メニューの利用権限だけではなく、メニュー内での更新処理の可否、メニュー内での出力処理の可否を併せて設計できます。

さらに、例えば「勘定科目残高一覧表」メニューから会計伝票までドリルダウンした際の伝票訂正・削除の可否など、複数のメニューを横断するような権限設定も可能とします。

税理士法人 都心綜合会計事務所

「メニューごとの権限」タブ、及び入力項目と操作方法

「メニューごとの権限」タブ
入力項目
項目名内容
①利用可能なメニューメニューごとの利用可否を設定します。メニューの選択を許可する場合はチェックを付けます。
②更新メニュー内での更新処理を許可する場合は「更新可」にチェックを付けます。当設定は、「利用可能なメニュー」にチェックがある場合に限り行えます。
ただし、以下のようなメニューの場合、当設定は行えません。
①更新のみを行うメニュー(「会計伝票」メニューなど)
②更新を行うことがないメニュー(「ファイルへ切出し(仕訳情報)」メニューなど)
③印刷利用を許可したメニューについて、メニュー内での出力処理を許可する場合は当欄にチェックを付けます。
出力専用メニュー(「現預金出納帳」メニュー(取引記録の印刷)など)の場合は、メニューの利用を許可した時点で、「印刷可」欄にチェックが付きます(解除できません。)。
また、出力機能のないメニュー(「会計伝票」メニューなど)の場合は、「印刷可」のチェックを付けることはできません。
操作方法
  1. 「メニューごとの権限」タブでは、メニューごとに「メニューの利用」、「更新」の可否、及び「出力」の可否を設定します。画面の左側にすでに登録されている業務範囲の一覧が表示されます。画面の右側には、左の一覧で反転している業務範囲が使用可能な機能が表示されます。
  2. 業務範囲の登録、修正、削除はそれぞれ[登録][修正][削除]ボタンをクリックします。
    ただし、削除しようとする業務範囲を割り当てたユーザが存在する場合は削除できません。ユーザを削除するか、ユーザに割り当てた業務範囲を変更してから削除処理を行ってください。
  3. 登録済の業務範囲を複写して新規に業務範囲を登録する場合は、[複写]ボタンをクリックします。
    続いて、「業務範囲の複写」ダイアログが表示されます。複写元の業務範囲を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
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「メニュー横断的な権限」タブ、及び入力項目

「メニュー横断的な権限」タブ
入力項目
項目名内容
①入力済み明細の訂正・削除
1)仕訳明細問合せ画面から会計伝票までドリルダウンした際に、仕訳明細の訂正・削除の可否を設定できます。可能とする場合は当欄にチェックを付けます。
2)支払予定明細問合せ画面から支払予定明細までドリルダウンした際に、支払予定明細の訂正・削除の可否を設定できます。可能とする場合は当欄にチェックを付けます。
3)入金予定明細問合せ画面から入金予定明細までドリルダウンした際に、入金予定明細の訂正・削除の可否を設定できます。可能とする場合は当欄にチェックを付けます。
②明細入力中のマスター更新
1)取引先会計伝票入力中に表示される「取引先一覧」画面からの取引先の登録可否を設定できます。可能とする場合は、当欄にチェックを付けます。
2)口座会計伝票入力中に表示される「口座一覧」画面からの口座の登録可否を設定できます。可能とする場合は、当欄にチェックを付けます。
3)プロジェクト会計伝票入力中に表示される「プロジェクト一覧」画面からのプロジェクトの登録可否を設定できます。可能とする場合は、当欄にチェックを付けます。
4)専用摘要会計伝票入力中に表示される「専用摘要一覧」画面からの専用摘要の登録可否を設定できます。可能とする場合は、当欄にチェックを付けます。
5)仕訳辞書会計伝票更新時、仕訳辞書の登録可否を設定できます。可能とする場合は、当欄にチェックを付けます。
6)勘定科目会計伝票入力中に表示される「勘定科目一覧」画面からの勘定科目のフリガナ登録の可否を設定できます。可能とする場合は、当欄にチェックを付けます。
7)部門会計伝票入力中に表示される「部門一覧」画面からの部門のフリガナ登録の可否を設定できます。可能とする場合は、当欄にチェックを付けます。
③上記以外のメニューの横断権限
1)伝票入力メニューからの仕訳辞書呼び出しを可能とする。「会計伝票」の入力時に、「F5 仕訳辞書」ボタンにより仕訳辞書からの入力を許可する場合は、当欄にチェックを付けます。
2)問合せ画面での証憑の[貼付解除]を可能とするTKC証憑ストレージサービスとのデータ連携機能を利用している場合に、仕訳帳、元帳等の画面から仕訳に貼付された証憑を参照する際に、仕訳から証憑を剥がすことを許可する場合は、当欄にチェックを付けます。

※会計伝票入力中に表示される「内訳管理一覧」画面からの内訳登録の可否は、「会社情報」タブのメニュー「内訳管理科目の設定」の更新権限に基づき制限されます。

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