FX4クラウドへの自社銀行口座情報の登録方法

「日常業務」タブでIB等からのデータ読込機能を利用する場合、「資金管理」タブで総合振込依頼書を作成する場合、及びTKCインターネットバンキング連動システムを使ってIB/FB振込用データを作成する場合に、自社の銀行口座の情報を登録します。
また、取引先ごとの約定の入金口座・振込元口座としても利用します。
また、「月次・年次決算」タブの「5 重要残高の確認」で表示される預金の口座番号は当画面で登録されたものが表示されます。
「自社銀行口座情報」画面(基本情報タブ)、及び入力項目

項目名 | 入力桁数 | 内容 |
---|---|---|
①金融機関 | 4桁の数字 | 銀行口座を開設している金融機関の金融機関コード(統一金融機関番号)を入力します。なお、金融機関コードの登録は、当欄で[F2 一覧]ボタンをクリックすると表示される銀行一覧画面で行います([登録]ボタン)。 |
②支店 | 3桁の数字 | 銀行口座を開設している金融機関の支店コード(統一金融機関番号)を入力します。なお、支店コードの登録は、当欄で[F2 一覧]ボタンをクリックすると表示される支店一覧画面で行います([登録]ボタン)。 |
③預金種目 | 「当座預金」「普通預金」「貯蓄預金」「通常・振替貯金(総合口座)」「振替貯金(振替口座)」「その他」から選択します。 | |
④口座番号 | 7桁の数字 | 口座番号を入力します。 |
⑤口座名義 | 全角16文字 | 口座の名義を入力します。 |
⑥口座名義カナ | 半角40文字 | 口座名義カナを入力します。なお、口座名義カナについては、全国銀行協会指定のフォーマットに従って入力を行います。 |
⑦取引開始年月日 | 取引開始日を備忘として入力します。 | |
⑧仕訳情報 | ||
1)勘定科目 | 4桁の数字 | 自社の銀行口座を管理している勘定科目を選択します。 |
2)口座 | 半角3文字 | 自社の銀行口座を管理している口座を選択します。 |
3)取引先コード | 当口座の仕訳を計上する際に使用する取引先コードを入力します。 | |
4)取引先名 | 当口座の仕訳を計上する際に使用する取引先名(金融機関名)を入力します。 | |
⑨備考 | 任意の入力項目です。 |
「自社銀行口座情報」画面(IB等からのデータ読込タブ)、及び入力項目と操作方法

項目名 | 入力桁数 | 内容 |
---|---|---|
①IB等からのデータ読込機能を利用する | 当項目は、「基本情報」タブで、預金種目を「当座預金」または「普通預金」と選択した場合にのみ選択可能です。 当口座を「IB等からのデータ読込」機能で利用する場合は、当項目にチェックを入れます。 | |
②読み込む明細の種類 | 当項目は、「IB等からのデータ読込機能を利用する」にチェックを付けた場合のみ選択可能です。入金明細と出金明細の両方を読み込むか、入金明細だけを読み込むかを選択します。 | |
③ファイル選択画面の表示設定 | 当項目は、「IB等からのデータ読込機能を利用する」にチェックを付けた場合のみ選択可能です。入出金明細データを選択する画面において、画面に表示するファイルの種類を拡張子で指定します。ダウンロードの都度、ファイルの種類が異なる場合は、拡張子を「*」と指定してください。 | |
④インターネットバンキングのURL | 日常業務タブ「11 IB等データ読込(全銀ファイル)」の「インターネットバンキングの起動」画面で、IBのログイン画面を呼び出すためのURLを入力します。 |
- 操作方法
- 「IB等からのデータ読込機能を利用する」にチェックを入れると、当口座を「IB等からのデータ読込」機能で利用できるようになります。ただし、「IB等からのデータ読込」機能は、預金種目が「当座預金」または「普通預金」の預金口座でのみ利用できる機能です。「基本情報」タブの「預金種目」欄が「貯蓄預金」等の預金口座では、チェックは入れられません。
- 預金通帳等の金融機関からの情報によらずに、自社内の証憑に基づいて出金の仕訳を計上している場合、入出金明細データを仕訳として読み込んでしまうと出金明細分の仕訳が重複します。このため、「読み込む明細の種類」欄では、入金明細だけを読み込む設定も可能です。
- [IB起動]ボタンでは、「インターネットバンキングのURL」欄に入力したURLが正しいかどうかを検証できます。
「自社銀行口座情報」画面(総合振込タブ)、及び入力項目と操作方法

項目名 | 入力桁数 | 内容 |
---|---|---|
①依頼人コード | 10桁の数字 | 振込時に使用する依頼人コードを入力します。 |
- 操作方法
- [全銀フォーマット情報]ボタンをクリックすると、銀行別のフォーマット情報を登録するウィンドウが開きます。
設定された情報に基づき、IB/FB用データを作成します。
なお、当情報の設定内容は金融機関によって異なります。事前に振込元銀行にお問い合わせいただく必要があります。- レコード長
1レコードの長さを指定します。なお、「改行コード(CR-LFコード)」欄を「付ける」とした場合、改行コード2バイトを含んだバイト数を指定します。 - 改行コード(CR-LF コード)
「付ける/付けない」を選択します。 - 終了コード(EOF マーク)
「付ける/付けない」を選択します。 - 手形交換所番号
「スペース/0000」を選択します。
- レコード長
- [振込手数料情報]ボタンをクリックすると「振込手数料登録」画面が開きます。
当画面では、振込金額に対する振込手数料を登録します。振込金額の上限及び下限を入力し、その金額に対する振込手数料を振込方法別(同一店宛、同行他店宛、他行電信、他行文書)に入力します。- [同行他店宛の振込手数料を適用する他行]ボタン
同一の金融グループ内の銀行間の振込では、他行への振込であるにもかかわらず、「同行他店宛」の振込手数料が適用される場合があります。このような場合は、振込元銀行ごとに、同行他店扱いとなる振込先銀行を登録します。 - [同行同一支店宛の振込手数料を適用する同行他店]ボタン
合併等により同行同一支店扱いとなる同行他店間での振込の場合、「他店宛」の振込であっても、「同行同一支店宛」の振込手数料が適用されるケースがあります。このような場合は、振込元銀行・支店ごとに、同行同一支店扱いとなる支店を登録します。
- [同行他店宛の振込手数料を適用する他行]ボタン
- [全銀フォーマット情報]ボタンをクリックすると、銀行別のフォーマット情報を登録するウィンドウが開きます。
最後まで閲覧して頂きありがとうございます。
- この記事を書いた人
- 都心綜合会計事務所
「経理業務」や「会社の永続的発展」に必要な情報を提供しています。
会計事務所をお探しでしたら、税理士法人・都心綜合会計事務所にお任せください。詳しく見る »