FX4クラウドへの部門参照権限の設定方法

特定のユーザに対して「部門参照権限」を設定することで、残高や取引を参照できる部門及び部門グループを制限できます。
概要
(1) 特定のユーザに対して「部門参照権限」を設定することで、残高や取引を参照できる部門及び部門グループを制限できます。「部門の参照を制限する」としたユーザは、参照が許可されている部門以外の部門の残高や取引の確認はできません。
(2) また、部門の参照権限と併せて部門の入力権限も設定できます。入力権限を設定すると、取引入力時に、入力を許可された部門のみ選択できるようになります。誤った部門での入力を防止できます。
(3) ただし、1仕訳に複数の部門明細を入力した場合に、参照の許可されていない部門が混在していると当該仕訳の問合せ時に、参照の許可されていない部門の明細も併せて確認できてしまいます。この場合、部門ごとに仕訳を計上することをご検討ください。
⇧目次に戻る「部門参照権限の設定」画面、及び入力項目

項目名 | 内容 |
---|---|
①部門の参照・入力権限 | |
1)部門及び部門グループの参照を制限する | 選択したユーザの部門参照を制限する場合は、チェックを付けます。最初にチェックした時点ではすべての部門に対し参照不可の設定になります。 |
2)部門の入力を制限する | 1)にチェックを付けた場合のみ有効となります。1)で参照を制限するとした部門について入力も制限する場合はチェックを付けます。 |
②参照・入力可能な部門 | 当項目は、「部門及び部門グループの参照を制限する」にチェックを付けた場合のみ有効となります。参照を許可する部門にチェックを付けます。また、「部門の入力を制限する」にチェックがある場合は、ここでチェックを付けた部門の入力が可能となります。 なお、全社を参照・入力許可とした場合、すべての部門が参照・入力許可となり部門の参照・入力を制限しない場合と同様となります。 また、部門を階層構造で登録している場合、親部門の参照・入力を許可すると当該親部門の階層下に属する部門すべての参照・入力が許可されます。 |
③参照可能な部門グループ | 当項目は、「部門及び部門グループの参照を制限する」にチェックを付けた場合のみ有効となります。最初にグループ分類を選択した後、参照を許可する部門グループにチェックを付けます。 なお、全グループを参照許可とした場合、すべての部門グループが参照許可となり部門グループの参照を制限しない場合と同様となります。 (注)部門グループの参照権限は、部門の参照権限と無関係に設定できます。部門グループの参照権限を設定すると、当グループでの問合せ時に、参照権限のない配下部門の実績も参照可能となります。参照を禁止したい部門がある場合は、グループの参照権限は設定しないでください。 |
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