FX4クラウドの「仕訳読込履歴」の確認方法
業務システムごとに及び日付ごとに、ファイル及びその読込結果を確認できます。当メニューを活用することで、「読み込むべき日に読んだか?」や「本来読み込まないはずの日に読んでいないか?」の両方を確認できます。
「仕訳読込履歴」画面、及び操作方法
項目名 | 内容 |
---|---|
①表示期間 | 画面上に表示する期間を、開始日及び終了日を入力することで指定します。 |
②読み込んだ日付のみ表示 | ファイルを読み込んだ履歴のみを表示する場合は、当欄にチェックを付けます。 |
- 操作方法
- 画面右上の「読み込んだ日付のみ表示」欄にチェックを付けることにより、ファイルを読み込んだ履歴のみを表示できます。
- 読込処理を行った履歴(読込の有無に関係なく)の行を選択することで、「読込履歴の詳細」画面を表示できます。
当画面で、読み込んだ日時、ファイルの内容、読込時の整合性チェックの結果を確認できます。 - 読込時に警告が表示されたファイルの場合、 「読込履歴の詳細」画面の[F6 警告内容]ボタンで、「整合性チェック結果」画面が表示され、警告内容の詳細を確認できます。読込時にメモを入力していた場合は当画面からメモの入力内容を確認できます。
- 仕訳読込テンプレートを利用して仕訳連携を行う業務システムの場合、「読込履歴の詳細」画面の[F7 変換内容]ボタンで、「仕訳読込テンプレートの設計」画面が表示されます。現在の仕訳読込テンプレートの設定内容を確認できます。
- また、「読込履歴の詳細」画面の[F8 仕訳確認]ボタンで仕訳帳画面が表示されます。
当該ファイルから読み込んだ仕訳を確認できます。さらに仕訳帳画面から伝票画面にドリルダウンできます。 - なお、画面上部の[一括削除]ボタンをクリックすると、当画面に表示されている仕訳を削除できます。
- 一括削除可能な条件
以下の2つの条件をともに満たす場合に一括削除することができます。削除できない仕訳が1つでも存在する場合は、一括削除できません。- すべての仕訳が月次更新未了であること。
- すべての仕訳が訂正・削除可能※であること。
【※訂正・削除不可なケース】
a.承認済みの仕訳(仕訳の承認権限がないユーザ)
b.月次締切業務で締め切られている仕訳(月次締切業務開始後の仕訳訂正加除を禁止されているユーザ)
c.他のユーザが仕訳を訂正中
d.他のユーザが支払・入金予定を訂正中
e.仕訳に紐づく手形・電子記録債権の区分が変更されている
f.TPS1000/2000 の連携データ作成により、禁止されている月の仕訳 - 削除される情報
a.当機能は通常の仕訳削除を一括で行う機能です。このため、通常の仕訳削除時に削除される付随情報は、当機能においても同様に削除されます。具体的には、仕訳に付随する以下の情報が削除されます。- 支払予定データ
- 回収予定データ
- 手形明細データ
- 電債明細データ
- 部門明細データ
b.仕訳読み込み後に訂正・削除した仕訳も削除されます。
※なお、仕訳読込時に自動発生した下記のマスターについては、仕訳入力時に追加登録した際と同様に、削除の対象となりません。- 口座コード
- 取引先コード(取引先一覧)
- 取引先コード(元帳残高管理科目)
- 内訳管理コード
- 専用摘要
- 勘定科目、部門のフリガナ
c.削除した仕訳は、訂正・加除履歴が残ります。
削除した仕訳を「入力データ検索」や「入力モニター」メニューで確認したとき、「月日」欄には「削除」と表示されます。
- 一括削除可能な条件
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- 都心綜合会計事務所
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