FX4クラウドの予算の登録方法

FX4クラウドでは、「目標予算」「必達予算」など、自由な名前で複数の予算が登録可能です。
登録された予算は、利益管理表(変動損益計算書)での予実対比、また予算実績比較表では科目口座別までの予実対比が可能です。
「予算登録」画面、及び操作方法

① 当画面には、部門ごとに登録された勘定科目別の予算が一覧表示されます。予算は部門単位に登録します。部門ごとに登録された予算の合計が全社の予算になります。
② 予算区分、予算策定期間、及び部門を選択し、「部門別予算(計画)の登録」画面で予算を登録します。
- 画面右上に現在選択されている予算区分が表示されています。今回予算を策定する予算区分を選択します。
- 当期・翌期分の予算策定が可能です。切り替えは[F1 翌期予算]←→[F1 当期予算]ボタンで行います。
- 部門の選択は列見出しのクリックまたは、[F5 部門選択]ボタンで行います。
③ 登録済みの予算を変動損益計算書の項目単位で確認したい場合は、[F6項目予算]ボタンをクリックします。
④ 継続MASシステムで策定した予算を読み込む場合は[継続MAS 読込]ボタンをクリックします。1つの科目が複数の科目に関連づいている場合の読込み方法を指定し、予算データをセットし[OK]ボタンをクリックします。

⑤ 部門別予算策定システムで策定した予算は、部門別予算策定システム側で登録作業を行います。
⑥ 予算区分の追加・修正・削除を行う場合は、[予算区分]ボタンをクリックします。下のウィンドウが表示されますので、[登録] [修正] [削除]ボタンをそれぞれクリックしてください。

ただし、「継続MAS予算」については、修正、削除できません。また、登録済みの予算区分の順番は[F6 上へ移動][F7 下へ移動]ボタンで変更します。一番上の行に設定した予算区分が、「全社業績問合せ」や「予算実績比較表」で初期表示されます。
⑦ 他の予算区分で登録した予算を複写する場合は、[予算複写]ボタンをクリックします。下のウィンドウが表示されますので、複写元の予算区分を選択して[OK]ボタンをクリックします。

⑧ ただし、他の予算区分から「継続MAS予算」へ複写することはできません。
⑨ すべての部門の予算登録が終了したら、[予算集計]ボタンをクリックします。次の処理を行います。
- 登録された部門別の予算から全社分の予算を集計します。
- 科目別の予算から変動損益予算の集計を行います。
- 予算集計には時間がかかります。すべての部門の予算登録が終了してから最後に行ってください。
部門別予算の登録画面、及び入力項目と操作方法

| 項目名 | 入力桁数 | 内容 |
|---|---|---|
| ○年×月 (金額入力欄) | -99,999,999~999,999,999 | 勘定科目ごとの各月の予算の発生額を、千円単位で登録します。 |
- 操作方法
- 予算の登録は科目単位(口座別管理している科目は口座単位)に行います。
科目別に登録された予算は、利益管理表の設計内容と科目ごとの固変区分に従い、変動損益予算に集計されます。個別に変動損益予算の登録は行いません。 - F7 キーで入力方向の縦、横を切り替え可能です。
- 期首棚卸科目の予算は期首月のみ登録します。2月目以降は対応する前月の期末棚卸高に登録された予算が自動転記されます。
- [読込用ファイル]ボタンで、読込レイアウトと同形式によるファイル切り出しが可能です。
- [ファイル読込]ボタンをクリックすると下のウィンドウが表示されます。

複数部門の予算を一括で読み込むか、選択中の部門の予算のみを個別に読み込むかを選択します。
なお、いずれの場合もファイル読込レイアウトは同一です。 - 上記5で「複数部門の予算を一括で読み込む」と選択した場合、[参照]ボタンで併せて予算ファイルが格納されたフォルダを指定します。指定フォルダ内に存在するテキストファイル(拡張子txt)が読込対象となります。
読込にあたり、エラーとなる行が1行でもある場合、当該ファイルは読み込めません。読込が可能なファイルだけを読み込めます。 - 上記5で「当部門の予算を個別に読み込む」と選択した場合は、[参照]ボタンで、読込対象ファイルを指定します。
読込にあたり、エラーとなる行がある場合でも、読込可能な行だけを読み込むことが可能です。
- 予算の登録は科目単位(口座別管理している科目は口座単位)に行います。
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