FX4クラウドの仕訳辞書の登録や修正方法

入力頻度の高い定型的な仕訳を「仕訳辞書」としてあらかじめ登録しておき、必要な項目のみを追加入力することで、仕訳入力を効率的に完了できます。
「仕訳辞書の一覧」画面、及び操作方法

- 操作方法
- 仕訳辞書の登録を行うには、登録する辞書種類を表示して[登録]ボタンをクリックします。
- 仕訳辞書を修正または削除する場合は、仕訳辞書を反転させ[修正]または[削除]ボタンをクリックします。
- 辞書種類の切り替えを行うには、表示したいタブを直接クリックするか、[F6 タブ切替]ボタンをクリックします。
- F5ボタンで頭文字順または登録順の表示に切り替えが可能です(取引先別仕訳辞書のみ)。
- [F7 アカサタ]ボタンをクリックすると下のウィンドウが表示されます。
一覧表示する取引先の頭文字ボタンをクリックして選択します。なお、F7 ボタンをクリックせずに画面上部の[ア][カ][サ][タ]ボタンをクリックした場合も同様です(取引先別仕訳辞書のみ)。
●頭文字の指定方法- 随時検索・・頭文字を直接入力して、該当する取引先別仕訳辞書を検索します。
- [全]・・すべての取引先別仕訳辞書を五十音順に表示します。
- [ア]~[ワ]・・ア行~ワ行の検索となります。
- [摘]・・取引先が「999999 その他取引先」で登録されている取引先別仕訳辞書を検索します。
- [ ]・・頭文字が空白の取引先別仕訳辞書を検索します。
- [他]・・頭文字が英数文字の取引先別仕訳辞書を検索します。
- [F8 検索]ボタンをクリックすると下のウィンドウが表示されます。科目等の検索条件を入力し[OK]ボタンをクリックします。
- [上へ移動][下へ移動]ボタンをクリックすると、仕訳辞書の登録順の変更が可能です。反転している仕訳辞書が1行上、1行下に移動します。当ボタンは登録順に表示されている場合のみ有効です。
- [移動・複写]ボタンをクリックすると、現在、反転している仕訳辞書を他の辞書種類に移動できます。移動先をコンボボックスから選択し、[OK]ボタンをクリックします。
- [タブ編集]ボタンをクリックすると下のウィンドウが表示され、仕訳辞書種類の登録・修正・削除、仕訳辞書種類の表示順番の設定が可能です。
また、会計伝票画面から仕訳辞書を呼び出す際に、どの辞書種類を初期表示するかを伝票の分類ごとに設定できます。
なお、「取引先別」「振替伝票」の種類は削除できません。
「仕訳辞書の登録・修正」画面、及び入力項目と操作方法

項目名 | 入力桁数 | 内容 |
---|---|---|
①取引先 | 6桁の数字 | 登録済みの取引先コードを入力します(取引先別仕訳辞書の場合のみ)。 |
②仕訳の種類名 | 全角20文字 | 仕訳の内容を表す見出しを登録します。 |
- 操作方法
- 仕訳辞書の一覧画面で、[登録][修正]ボタンをクリックすると当画面が表示されます。
- 取引先(取引先別のみ)、仕訳の種類名を入力後、仕訳の登録を行います。なお、修正時は、これらの項目は修正できません。
- 登録済みの仕訳を修正・削除するには上矢印キーで仕訳を反転させ[修正][削除]ボタンをクリックします。反転している状態で[Enter]キーを押しても仕訳の修正が可能です。
- 登録済み仕訳の間に新たな仕訳を追加するには反転している状態で[挿入]ボタンをクリックします。
- 過去の取引を参照して仕訳の登録を行う場合、[F5 参照入力]ボタンをクリックします。
- [F6 前行複写]ボタンをクリックすると前行の仕訳の内容を複写します。
- 課税取引を登録する際の「税率」の初期値は「日付判定(標準税率)」となります。「日付判定(標準税率)」または「日付判定(軽減税率)」としておくと、当辞書からの仕訳入力時に、取引年月日に応じて税率が自動的にセットされるため便利です。「日付判定(標準税率)」は税率テーブルの「標準税率」、「日付判定(軽減税率)」は税率テーブルの「軽減税率」がそれぞれセットされます。
経過措置に該当する取引のため令和元年10 月1 日以降も継続して8.0%や5.0%で仕訳を入力したい場合は、「取引金額」欄で[F2 税率]ボタンをクリックして税率を変更してください。 - 仕訳の登録が終了したら[F4 登録終了]ボタンをクリックします。「仕訳の種類名」(取引先別仕訳辞書の場合は「取引先コード」)の入力に移り、続けての登録が可能になっています。仕訳辞書の一覧に戻るには[F4 入力終了]ボタンをクリックします。
- 仕訳の修正が終了したら[F4 修正終了]ボタンをクリックします。仕訳が反転し選択状態に戻ります。仕訳辞書の一覧に戻るには[F4 戻る]ボタンをクリックします。
「仕訳辞書の登録・修正」画面(参照入力)、及び入力項目と操作方法

- 操作方法
- [F5 参照入力]ボタンをクリックすると当ウィンドウが表示されます。前月以降の入力済み仕訳が年月日順に一覧表示されています。
- 仕訳辞書として登録する取引を[Enter]キー、またはダブルクリックで選択します。選択された仕訳の年月日欄が青色に反転します。
- 入力済み仕訳の検索を行うには[F8 検索]ボタンをクリックします。
- 「年月」「借方科目」「貸方科目」等の一覧のタイトルをクリックすると、クリックした項目順で表示が切り替わります。
- 選択が終了したら[F5 作成開始]ボタンをクリックします。
- 参照を行わずに仕訳辞書の登録画面に戻る場合は、[F4 戻る]ボタンをクリックします。
「仕訳辞書の登録・修正」画面(「複合仕訳」タブ)の操作方法
「複合仕訳型」の場合

「5伝票型」の場合

- 操作方法
- 辞書種類「複合仕訳」のタブページには複合仕訳の仕訳辞書が登録可能です。複合仕訳辞書には2種類あり、メニュー「3 システム情報」の「4.複合仕訳辞書の入力方法」の設定により表示される画面が異なります。
- 「複合仕訳型」
①「日常業務」タブのメニュー「7 複合仕訳」の形式で登録する辞書です。複合仕訳をあらかじめ単純仕訳に分解することなく辞書として登録できます。また、仕訳辞書からの入力時も同様です。仕訳の更新時に自動的に諸口勘定を使った単純仕訳に分解されます。
②「仕訳の種類名」欄へのフォーカス時に「F5 参照入力」ボタンから入力済仕訳から仕訳を選択することができます。 - 「5伝票型」
「日常業務」タブのメニュー「6 伝票(5伝票型)」の形式で登録する辞書です。諸口勘定を使い、単純仕訳に分解した形で仕訳辞書の登録、及び仕訳辞書からの入力を行います。
- 「複合仕訳型」
- 辞書種類「複合仕訳」のタブページには複合仕訳の仕訳辞書が登録可能です。複合仕訳辞書には2種類あり、メニュー「3 システム情報」の「4.複合仕訳辞書の入力方法」の設定により表示される画面が異なります。
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- この記事を書いた人
- 都心綜合会計事務所
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