FX4クラウドの月次仕訳辞書の操作方法

毎月発生する仕訳を月ごとに登録する仕訳辞書です。月末の繁忙期に起きる仕訳を月初の比較的業務の少ない時期に月別に登録しておき、月末に更新ボタン1つで仕訳の入力が可能です。
「月次仕訳辞書一覧」画面、及び操作方法

- 操作方法
- 登録済みの月次仕訳辞書の一覧が表示されます。これから月別に登録する「仕訳の種類」をダブルクリックまたは[Enter]キーで選択します。
「仕訳の種類」を選択すると下の年月指定ウィンドウが表示されます。選択する登録年月によって以下の3種類の処理に分かれます。- 未登録の月が選択された場合
初期値としての取引年月日と伝票番号の付番方法を指定します。 - 作成中の月が選択された場合
そのまま[OK]ボタンをクリックします。取引年月日と伝票番号の指定は行いません。 - 更新済の月が選択された場合
再入力の確認メッセージが表示されます。再度登録する場合は[はい]ボタンをクリックします。取引年月日と伝票番号の指定になります。
※なお、「会社情報」タブのメニュー「3 システム情報」の「システム情報3」の「1.伝票番号の入力」が「システムで自動付番する」または「自動付番しない」に設定されている場合、当画面の「伝票番号」欄は「自動付番しない」で固定表示となります。 - 未登録の月が選択された場合
- 伝票更新まで終了している月には「更新済」、登録中の月には「作成中」と表示されます。
- [登録][修正] [削除]ボタンでそれぞれの処理が可能です。
- [項目定義]ボタンをクリックすると反転している「仕訳の種類」の入力項目定義が可能です。
- [取消]ボタンをクリックすると下のウィンドウが表示されます。
作成中の状態になっている月次仕訳辞書をクリアすることができます。取り消す月を上下矢印キーで反転させ[OK]ボタンをクリックします。
- 登録済みの月次仕訳辞書の一覧が表示されます。これから月別に登録する「仕訳の種類」をダブルクリックまたは[Enter]キーで選択します。
「月次仕訳辞書の入力」画面、及び操作方法

入力項目については、取引入力画面における各入力項目(近日公開予定)に記載しています。
- 操作方法
- 選択された月次仕訳辞書が表示されます。入力項目を順次入力します。すべての入力項目の入力が完了した仕訳には、年月日の下に「済」と表示されます。
- 月次仕訳辞書には手形取引の登録はできません。
- 入力(更新)の必要のない仕訳は、[F8 省略]ボタンをクリックするか、取引金額を0円とします。
- [F4 戻る]ボタンをクリックすると、現在の状態を自動的にセーブし登録を中断します。再度この「仕訳の種類」を選択すると、中断したときの状態から再開できます。
- [F5 一括更新]ボタンをクリックすると、下のウィンドウが表示されます。
(ただし、「会社情報」タブのメニュー「3 システム情報」の「システム情報3」の「1.伝票番号の入力」の「伝票番号」が「システムで自動付番する」に設定されているときは表示されません。)- 「済」と表示されている仕訳のみ更新されます。
- 更新する仕訳のみで伝票番号を再付番する場合は「画面表示順に従い開始伝票番号から再付番する」にチェックします。
- 未入力の仕訳(年月日の下になにも表示されていない仕訳)が存在する場合、更新用のウィンドウが表示される前に、下のメッセージが表示されます。未入力の仕訳を「省略」とみなしていい場合は[はい]ボタンをクリックします。
- 「会社情報」タブのメニュー「4 消費税情報」で「取引入力時の仕入税額控除要件チェック」を「する」と設定している場合、課税仕入れ取引(課税区分[5]~[78])の入力時に次の項目のいずれかが空欄の場合、下のメッセージが表示されます。
会計伝票の入力に戻って当該項目を入力する場合は[いいえ]ボタンを、このまま更新する場合は[はい]ボタンをクリックしてください。- 輸入課税仕入れ取引(課税区分が[55],[65],[75])の場合
a.「実際の仕入れ年月日」
b.「元帳摘要(仕入れ資産等の総称)」 - 輸入以外の課税仕入れ取引(課税区分が[5],[51],[57],[58],[6],[61],[67],[68],[7],[71],[77],[78])の場合
a.「取引先名(仕入先の氏名又は名称)」
b. 「実際の仕入れ年月日」
c.「元帳摘要(仕入れ資産等の総称)」
- 輸入課税仕入れ取引(課税区分が[55],[65],[75])の場合
- 仕訳入力後に証憑をスキャンすることができます。利用方法は伝票(1伝票型)からスキャンする場合と同様です。
「月次仕訳辞書の登録」画面、及び操作方法

項目名 | 入力桁数 | 内容 |
---|---|---|
①仕訳の種類名 | 全角20文字 | 仕訳の内容を表す見出しを登録します。 |
仕訳の各入力項目については、取引入力画面における各入力項目(近日公開予定)に記載しています。
- 操作方法
- 仕訳の種類名を入力後、仕訳の登録を行います。
- 登録済みの仕訳を修正・削除するには仕訳を選択して[修正]または[削除]ボタンをクリックします。修正する仕訳が反転している状態で[Enter]キーを押しても仕訳の修正が可能です。
- 登録済み仕訳の間に新たな仕訳を追加するには反転している状態で[挿入]ボタンをクリックします。
- 過去の取引を参照して仕訳の登録を行う場合、[F5 参照入力]ボタンをクリックします。
- [F6 前行複写]ボタンをクリックすると前行の仕訳の内容を複写します。
- 仕訳の登録が終了したら[F4 登録終了]ボタンをクリックします。仕訳の種類名の入力に移り、続けての登録が可能になっています。仕訳辞書の一覧に戻るには[F4 入力終了]をクリックします。
- 仕訳の修正が終了したら[F4 修正終了]ボタンをクリックします。仕訳が反転し選択状態に戻ります。
仕訳辞書の一覧に戻るには[F4 入力終了]ボタンをクリックします。 - [項目定義]ボタンをクリックすると下のウィンドウが表示されます。
月別の月次仕訳辞書登録時に入力する項目をチェックします。チェックが終了したら[OK]ボタンをクリックします。
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- この記事を書いた人
- 都心綜合会計事務所
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